ハンドメイド関連の話題 直近の日経より

ハンドメイド関連の直近の記事を備忘録として抜粋。
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手作り販売「仕事になる」、50% ネット調査
日本経済新聞 2015/9/13 3:30

※統計ではクラフト市場の規模は、2013年に8673億円規模になった
※「Creema」「tetote」「iichi」などハンドメイドサイトが活況。
※まだ急成長が始まったばかりで、今後、拡大の可能性が大きい
※ここ5~10年ほどで手作りに対しての価値観が変わってきた
※「趣味や特技を生かしたい」と答える割合が、女性は12%で男性(6%)のほぼ倍。

手作り作品が人気沸騰中 ネットで稼ぐ、私も作家
日本経済新聞 2015/9/13付

※過去5年で手作り専門サイトが相次ぎ誕生
※出品者の大半は女性
※主要4サイトに掲載中の作品の出品数は約400万件、出品総額は約155億円。
※まず手の届くことをやってみて、徐々に事業を拡大する起業スタイルが注目されている。
※売買したい人が簡単につながるのがネットの効用。半面、競争も激しい。

消える垣根(5)ライバルは「個人」 手づくり品も助言も売れる
日本経済新聞 2015/9/12

※ミンネには14万人もの「作家」が158万点を出品
※4~6月の取引額は10億円弱と、前年同期の4倍

各記事はちょっとずつ違う観点で書かれています。
“女性の社会進出や起業”という観点からのものと”産業創造と既存業界との競合”という観点のもの。
ショップ運営者としては”既存業界との競合”というところが一番気になります。
市場規模が大きい分、既存業界との市場の奪い合いが大きくなるわけです。
しかし、ビジネスとしての根本から考えると完全に競合するというわけでもないと思います。
素材を加工して”ハンドメイド”で十分に付加価値を加えて
販売価格を設定できる商品ならいざしらず、
素材をそのまま販売する場合などは、サービス利用料というコストを勘案すると
ビジネスとしての競争は不利なわけです。
この辺りをうまくクリアできれば各サービスのビジネス利用価値はありますね。