中国で高品質製品を作れない理由(livedoorニュースより)

先日読んだニュース記事から備忘録として。
日本の生地工場と比較 中国で高品質製品を作れない根本的な理由
(livedoor news 2016年4月18日 7時43分)

  • 中国メディアは15日、日本の生地工場と中国の工場を比較する記事を掲載した
  • 記事は中国の製品と、外国の製品の品質に大きな差が生じていると指摘
  • 背景には「匠の精神」を持つ人材の不足があると論じている

記事の中で日本の工場について、
・第一線で働いている作業員の多くがキャリア20年以上のベテラン
・ベテラン作業員たちは仕事に対する責任感が極めて強い
という文がありますが、
これは私も過去に中国で経験した仕事と比較して感じたことでもあります。
中国では転職というか離職の率が極めて高く、しょっちゅう従業員が入れ替わります。
工場の従業員の場合ほとんどが地方からの出稼ぎで就職した人達なのですが、
旧正月に一斉に里帰りしたっきり戻って来ないなんてことがよくあるんです。
そして、受け持つ仕事に対しての責任感の薄いことにはびっくりさせられます。
もちろん、中には非常に真面目に責任感を持って仕事をする人もいますので
中国の人が皆そうであるというわけではありません。
この責任感の有無は何から来るんでしょうね。
国民性の違いという一言で片付けられるものでもなさそうです。
日本の生地工場と比較