運送契約の当事者って?

明日は4月1日。
新社会人のみなさんは入社式があったり、
学生の皆さんはもうすぐ新学期が始まったり、もうすぐ入学式だったりと
何かと忙しく、また、ドキドキする季節ですね。
さて、通販業界でもこの4月から何かと変化があるようです。
あちらこちらのお店、またはニュースなどで
配送方法が変わるという案内をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
ヤマト運輸のメール便が廃止になったことで、
代替サービスへ移行したり、他社サービスへ移行したりと
かなりの変更があるようです。
いろいろなサービスがあってそれぞれに特徴があります。
そして、各事業者によって契約料が違うため、お店によっても送料は異なっているはずです。
安い料金で全国どこへでも運んでくれるなんて夢のようなサービスですが、
それを実現するために省かれているサービスもあったりしますね。
あるサービスでは荷物の追跡ができなかったり、信書を同梱できなかったり、
そもそもダイレクトメールやチラシ以外(商品など)を入れてはいけなかったり、
いろいろあります。
そしてそして、荷物に補償がついていなかったり。
補償がないことについては、たいていお店の注意事項に書いてはありますが、
この「運送時の破損・減損などは補償されない」という点、詳しくご存じでしょうか。
運送契約というものは、荷送人(送り主)と運送業者の間でかわされる契約です。
その契約において「運送時の破損・減損などは補償されない」のですね。
よって、万が一破損などあった場合は、送り主が運送会社に補償を求めることは出来ないということ。
さて、ここでよく考えてみると、
この契約はあくまでも荷送人(送り主)と運送業者の間のもの。
通販などの購入者、つまり荷受人は契約当事者ではないんですよね。
「破損などあっても補償しませんよ」と、荷送人が荷受人に言えるのかどうか、そこが問題です。。。
当店の考え方としては、
そもそも代金をお支払いいただいた荷物(商品)を
補償がない運送方法で送るということ自体を良しとしません。
しかも、運送契約上で補償がないからといって、
それを購入者でもあり荷受人でもあるお客様に対して補償しないと言うことは出来ないという考えです。
これまで当店をご利用いただいた皆様の中にも、なぜ格安の配送方法がないのだろうと
思っていた方もいらっしゃると思いますが、上記のような考えで運営しております。
4月からも当店は今まで通り「ゆうパック」での配送です。
必ず手渡しで受領印が必要なため届けたはずの荷物が届いていないなんていうことがまずあり得ません。
そして一定額までの補償もあります。
送料に関して、一部当店負担、または
ご購入金額によって全額当店負担という設定をさせていただいておりますが、
この送料に納得いかないというお客様は他店をご利用いただくようお願いしております。