頭を悩ます様々な要因

5月15日の日本経済新聞朝刊マーケット総合ページに
下記のような記事がありました。
「繊維用染料１割高 中国が環境対策で減産、国産も原料高で値上げ」
新聞記事の内容をそのまま画像で載せるわけにはいかないので
本文はぼかしてありますが、大まかな内容は記事の見出しの通り。

繊維用染料１割高 中国が環境対策で減産、国産も原料高で値上げ
例えば、綿用の黒の染料は8～13％程度値上がり、
ポリエステル繊維用の黒の染料は前月に比べ1Kgあたり10～14％程度値上がり。
染料の最大生産国の中国では、
環境問題が悪化したため、政府などが対策を徹底しはじめたそうで、
そのため減産や停止に追い込まれる工場が相次いでいるとのこと。
よって生産量が減少。
燃油価格の高騰もあり、国内の繊維メーカーの生産コストがかなり上がっているそうです。
日本だけでなく、有名どころの生地メーカーはたいていアジア圏で生産しているので、
私たちの大好きな海外の生地も値上がりしてしまうのかなと懸念しています。
原材料や燃油だけでなく、アジアでは人件費も上がってきていますし、
原反や原糸に使われる綿花の価格も高値が続いているようです。
また、為替相場の変動なども輸入商品には大きな影響があります。
参考「高値続く綿花相場　激しさ増す中国の民族問題が影」
どんな業界でも同じですが、
様々な要因によるコストや商品価格への影響は悩みの種ですね。