アップロードしたイラストが服になる STARted
ネット上でのハンドメイド作品の売買サービスが盛況な昨今ですが、
今やもう”作る”技術がなくても作って売れる時代になりましたよ。
そんなことが可能になるサービスの名は「STARted」(スターテッド)。
【STARedとは】
STARedは、IT×ファッションの技術を組み合わせた、イラストをアップロードするだけでオリジナルアイテムの製造ができるインターネット上の工場です。
STARted – 「つくりたい」が、つくれる –
アイデア(イラスト)をアップロードするだけで
それを服にしてもらえちゃうというんだからすごい。
アップロードするだけとは言っても
足りない情報のやりとりは多々発生するんでしょうが、すごいもんです。
縫製工場などの余剰リソースを活用した小ロット生産を受けるサービスは
これまでにもいくつかありましたが、
「ブランド立ち上げ」をパックとしてサービス化したところが面白いですね。
そしてさらに、このビジネスの収益化の要となるのが、
作った商品は「STARted上で販売」が基本というところ。
Q&Aのページを見ると、このように書かれています。
Q)STARted上で販売するだけではなく、自分で売ったり知人のお店に置いてもらうことは可能?
基本的にはSTARted上で販売していただく必要がありますが、ブランドオーナーが在庫を買い取ってSTARted外で販売することができます。詳しくはお問い合わせください。
Q)ブランドオーナーの取り分は売上の何パーセント?
本生産まで完売した場合には販売価格の50%。
完売する前に清算した場合には20%となります(清算しても残りの在庫は販売継続され、それ以後の売上についてはブランドオーナーの取り分はゼロになりますのでご注意ください)
なるほどなぁ、と思いませんか?
素人(でない場合もありますが)が起こしたイラストから商品になるまでって、
かなり大変な作業・労力なはずなんです。
無理難題を言われたり、作業効率完全無視の内容だったりすることが多いんじゃないでしょうか。
この時間・手間だけで考えたらおそらく収益化は少々困難ですよね。
そこを埋め合わせるのが最終的な販売手数料の部分なのかなと予想しています。
それはさておき、このサービス、
使い方次第ではかなり面白いことができそうですね。
個人でもファブレス企業になれるそんな時代です。
アイデアを形にするのにもはや障害はない!(かもしれない)